2003年09月02日 |
新世代研究所が第21回フォーラム 2件 |
「セラピー用アザラシ・ロボットの実験」と「温暖化での日本の自然」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会 |
セイコー社が出資する財・新世代研究所(伊達宗行理事長、東京都千代田区神田駿河台3-6-1、TEL/03-3255-5922)は、10月2日午後2時から第2回ATI(アドバンテージ・テクノロジー・インスティチュート)フォーラムを東京・千代田区の日本化学会化学会館で開く。入場無料。問い合わせは同研究所。講演のテーマと講師は以下の通り。 (1)人の心を豊かにするセラピー(治療)用アザラシ型ロボット・パロ 柴田崇徳・産業技術総合研究所主任 メンタルコミットロボットの研究開発状況と今後の展開を紹介する。赤ちゃんアザラシをロボットにしたパロの小児病棟、デイサービスセンター、介護老人施設での実験。日本、英国、スウェーデン、イタリアの主観評価実験を行った結果、高い評価がえられたという。 (2)地球温暖化と日本の自然 吉野正敏・筑波大学名誉教授、国連大学上席学術顧問 温暖化は動植物の生態に大きな影響を及ぼす。これを通じて人間活動も変革を強いられる。気温の変化は低緯度で小さく、高緯度で大きい。降水量の変化は低気圧の活動やモンスーンの影響が大きい。温暖化によって今後どう変るのか。 |