2003年09月05日
東ソー、南陽事業所の新環境アセスを経産省に申請
第2発電所第6号発電設備の設置に備えて
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:東ソー、経済産業省

 東ソーはこのほど経済産業省に対して、環境影響評価法と電気事業法に基づく環境影響評価(環境アセスメント)を南陽地区で実施したい旨を説明し認可を申請した。
 
 これは、同社南陽事業所における電力需要の増大への的確な対応と同事業所全体のコスト競争力の強化を目的に発電設備を増強するに当たって実施しようと計画しているもの。現在同事業所では、認可出力67万5,000KWの火力発電所が稼動中。同社はこれに加えて第2発電所第6号発電設備(石炭焚きボイラー)を建設する計画。発電の設備規模は同約22万KW。
 04年1月から本格的な作業を開始して06年中に建設工事に着手、08年中の稼動開始を目指す。排煙脱硫・脱硝設備などの設置に合わせ、石炭灰のセメント工場での有効利用も図るなど環境への影響を軽減するために万全の手を打っていくと説明している。