2003年09月09日 |
PSPの8月の出荷数量、前年比98.1%の9,450t |
ラミ丼向けは8%増、トレー反は前年並みに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会の集計によると、同シート(PSP)の8月の総集荷数量は9,450tとなった。前年同月の実績を1.9%下回っている。3ヶ月連続の前年同月割れとなった。 最大消費品種であるトレー用原反は7月の5.8%減から横並びに転じ、また、ラミネート丼向けは前年同月を8.0%上回って7月に続いて前年同月を大きく上回ったものの、ロール巻き一般反とラミネート一般向けの不振をカバーできなかった。 この結果、今年1月から8月までの累計は7万8,400tとなった。前年同期比は99.6%なので、ほぼ横並びと言える。トレー用原反とラミネート丼向けはともに前年を上回っているが、ロール巻き一般反とラミネート一般向けが依然として不振から脱却できないでいる。 また、昨年9月から今年8月までのトータルは前年同期比97.4%の12万690tとなった。この場合はラミネート丼向けの3.1%増を除いて全ての品種が前年割れとなっている。 PSPの8月の出荷実績は以下の通り。かっこ内は前年比。右は1月から8月までの累計。 ロールトレー 4,070(100.0%) 34,900(103.6%) ロール一般 1,970( 94.7%) 15,640( 92.1%) 小計 6,040( 98.2%) 50,540( 99.7%) ラミネート丼 2,570(108.0%) 19,690(102.0%) ラミネート一般 840( 76.4%) 8,170( 93.6%) 小計 3,410( 98.0%) 27,860( 99.4%) 合計 9,450( 98.1%) 78,400( 99.6%) |