2003年09月25日 |
OPECの減産合意、ナフサの極東向け相場への影響現れず |
C&F/ジャパンの平均はなお250ドル台を維持 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
大手商社筋の調べによると、OPECの24日の減産合意に伴って原油の国際スポット相場のうちのWTIと北海ブレントの期近ものはただちに反騰したが、ナフサの極東向け相場は逆に前日を若干下回るレベルの唱え値となっている。 C&F/ジャパンは255〜256ドルで、前日より5ドル前後下がっている。極東向けのナフサ相場を左右する性格を持つ中東ドバイのスポット相場がWTIやブレントとは逆にわずかながらも下降したことが作用してのものと見られる。ただし、北西欧のCIF価格は、ブレントに連動するかたちで反騰して250ドル弱まで上がっている。 |