2003年09月29日 |
C&F/ジャパンの先週の平均は約261ドルに |
ドバイ原油同様に落ち着き取り戻す |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
大手商社ならびにエチレンセンター筋の調べによると、石油化学用ナフサの国際スポット相場の極東向けはここにきて再び落ち着きを取り戻してきている。 C&F/ジャパンの先週の平均は、トン当たり約261ドルで、先々週の平均とほとんど同じレベルとなっている。わが国の石油化学企業の多くは、OPECの原油減産の合意の影響がどう出るかを心配していたが、今のところ杞憂におわっている。これには、ドバイ産原油のスポット相場が極めて小幅の上下動にとどまっていることが大きく作用している。 ただし、北西欧の先週のCIF価格の平均は約246ドルで、先々週の平均をおよそ3ドル上回っている。北海ブレント原油のスポット価格が反騰していることが少なからず影響していると見られている。 |