2003年10月01日
経産省、出光・北海道製油所を立入検査
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:出光興産

 経産省原子力安全・保安院は1日、北海道に対し、原油タンク及びナフサ貯蔵タンクに火災事故を起こした出光興産北海道製油所に対して、高圧ガス保安法第62条に基づく立入検査を実施するよう9月30日付で求めたと発表した。
 
 火災事故を起こしたタンク施設は高圧ガス保安法の対象施設ではないものの、同製油所では2000年以降これまでの4年間に、今回を含めて計6回の火災事故が発生している。

 今回立入検査するのは、常圧蒸留設備や重油脱硫、FCCなどの特定施設で、再発防止のためこれらの施設が高圧ガス保安法第8条(第1項)に定めた、技術上の基準に適合しているかどうかの確認を急ぐことにしたもの。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/031001keisansyo.tif