2003年10月02日 |
C&F/ジャパンの9月の平均は268ドル |
7〜9月通期の平均は前期の13%高に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
大手商社ならびにエチレンセンター筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場のうちのC&F/ジャパンの9月の平均はトン当たりおよそ268ドルとなった模様。 8月の平均に比べると約19ドル(6.6%)のダウンである。原油の国際スポット相場、特に中東ドバイ原油の相場の軟化が大きく影響してのものと見られる。 しかし前年同月に対比すると、逆に5ドル強(約2%)の値上がりとなる。この場合も、ドバイ原油の相場に連動しての同じ幅の変化となっている。 この結果、C&F/ジャパンの7〜9月期の平均は275ドルとなった模様。4〜6月期の平均を32ドル(約13%)がらみ上回る計算になる。前年同期に対しても約28ドル(11%強)高い。同期の契約ものが入着する10〜12月期のナフサ価格は、為替がよほど円高にならない限り、前期に対しても前年同期に対してもかなり割高なものとなる。 |