2003年10月02日 |
バイエルグループの再編進む、 ケミカルズなど3社独立 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:バイエル |
ドイツ・バイエル社は2日、バイエル ヘルスケア社、バイエル ケミカルズ社、およびバイエル テクノロジー サービス社が、9月末に商業登記を終え、独立子会社として新発足したと発表した。 2002年から取り組んでいる組織改革の一環で、2003年末までには事業グループのバイエル ポリマーズと、サービス事業部のバイエル ビジネスサービスおよびバイエル インダストリー サービスも独立を完了する予定。2002年10月1日には、バイエル クロップサイエンス社が独立子会社として事業を開始している。 バイエル ケミカルズ社は、スペシャリティ化学品の大手企業で、世界130地域に約14,500人の社員を擁している。バイエル ケミカルズには、既存のバイエルの化学品事業と子会社ウォルフ・ワルスローデが含まれており、H.C.スタルク社の事業運営も担当する。製品群は、染料、紙・パルプ用化学品、皮革用化学品、繊維加工用化学品、機能性化学品、医薬品・農薬向け中間体など多岐にわたる。 2002年の売上高は33億ユーロ。バイエル ケミカルズ社のウルリッヒ・ケム社長は「当社は、技術を革新し、常に前進する企業である。高品質の製品と第一級の顧客サービス によって、当社は長期的な成功の基盤を固めつつある」と語った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1390 |