2003年10月14日
29〜31日、パシフィコ横浜でFPDインターナショナル2003展
(フラットパネルディスプレイ)
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:キヤノン、シャープ、ソニー、大日本印刷、東芝、東北パイオニア、凸版印刷、パイオニア

 液晶、PDP(プラズマディスプレイパネル)、有機EL、電子ペーパーなど薄型ディスプレイ(FPD)の総合展示会とセミナーが10月29日から31日までの3日間、パシフィコ横浜で開かれる。
 
 今回の同展示会では従来のタイトル、LCD/PDP Internastional を「FPD International」と変更した。入場料は大人2,000円だが事前登録があれば無料。事前登録は http://expo.nikkeibp.co.jp/fpd/ 第10回記念特別企画・世界のリーダーが語るFPD事業戦略セミナーなど(一人当たり23,000円から25,000円)への申し込みは FAX/048-718-1151。問い合わせは電話 03-5770-5791。

 同展示会は、パネルメーカーゾーン、部品・材料ゾーン、装置ゾーンに、有機ELとバックライトのコーナーを特設している。出展は約230社。出展企業によるテクニカル・セッションプラザも連日開かれる。記念講演、基調講演の主なスケジュールは以下の通り。
 
【10月29日】(カッコ内は座長)◇売れるプラズマテレビはこれだ、ユーザーからのメッセージ(電気通信大学、御子柴茂生氏)◇次世代の高発光効率化を担うリン光技術の全貌(山形大学、城戸淳二氏)◇バックライトの最近技術動向(スタンレー電気、沖庸次氏)◇有機ELの実用寿命10万時間はいつ実現するか(東北パイオニア、當摩照夫氏)

【10月30日】◇大型テレビ用製造ライン—パネル・メカーの大型ライン戦略(キャノン、磯端純二氏)◇機器を薄型化、低コスト化、高画質化する部材技術(大日本印刷、飯田満氏)◇有機ELの大型・低コスト化を左右するTET基板技術はアモルファスSiか、低温多結晶Siか(ソニー、占部哲夫氏)◇部材技術からのアプローチで色再現性を究める(シャープ、木村直史氏)◇有機ELのキラー・アプリケーションを徹底議論(東芝松下ディスプレイテクノロジー、茨木伸樹氏)

【10月31日】◇グローバル化で変わる液晶産業、その実態と将来展望(日立ディスプレイズ、田嶋善造氏)◇課題解決の糸口はこれだ、部材大型化技術を展望(凸版印刷、谷端仁氏)◇直接インクジェット・プリンティング(D‐IJP)法による有機EL素子の新展開(富山大学、岡田裕之氏)