2003年10月15日
東京応化工業、台湾の生産能力倍増
事業拡大へ台南にユーザーサポート・販売拠点新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東京応化工業

 東京応化工業は15日、長春石油化学との合弁会社である台湾東應化社が事業拡大のため、半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール各分野のフォトリソグラフィ工程で用いられる高純度化学薬品の生産能力増強と、台南地区にユーザーサポート・販売拠点を新設したと発表した。
 
 台湾東應化社は、これまで順調に事業を伸ばしてきたが、さらに拡大を図るため、今月1日付で台南地区に営業所を開設。また、半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール分野での製造用材料の需要増加に対応するため、同社苗栗工場の生産能力増強を行う。
 
 苗栗工場の増強は、特に第5、第6世代と投資の進む液晶ディスプレイ分野での需要拡大に対応するもので、これにより同社の生産能力は倍増する。
 
【生産能力増強の概要】
(1)工場名:台湾東應化股有限公司 苗栗工場
(2)所在地:苗栗市福安里福星246號
(3)増強品目:半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用シンナー・剥離液・フォトレジスト現像液
(4)工事内容:工場棟、生産設備、倉庫棟の建設等
(5)面  積:約1,600〓
(6)完成予定:2003年8月および2004年6月
(7)投資予定:約NT$58,000,000

【台南営業所の概要】
(1)名称:台湾東應化有限公司 台南営業所
(2)所在地:永康市中華路425號17樓之3 中華世貿大樓
(3)活動内容:◇半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用フォトリソグラフィ関連製造用材料のユーザーサポートおよび販売◇半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用装置のユーザーサポートおよび販売
(4)人員:5名(当初)のち10名
(5)業務開始:2003年10月1日

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/031015tokyooka.pdf