2003年10月16日 |
扶桑化学、藤沢薬品の化成品事業を買収 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:藤沢薬品、扶桑化学 |
扶桑化学工業(本社:大阪市中央区、白石俊輔社長)と藤沢薬品工業の両社は16日、藤沢薬品の化成品事業を扶桑化学が買収することで合意し、同日譲渡契約を締結したと発表した。今年12月26日付で譲渡を行う。 扶桑化学はリンゴ酸・クエン酸などの果実酸の製造販売をはじめ、超高純度コロイダルシリカなどの電子材料、樹脂添加剤などを主要事業として展開。資本金11億8,000万円。従業員345人で売上高133億円(2003年3月期連結)。一方藤沢薬品は日米を拠点に各種の化成品事業を展開してきたが、中核となる医療用医薬品事業に経営資源を重点的に投入することにし、今回の合意となった。 譲渡対象となる藤沢薬品の化成品事業は、国内の化成品事業に関する資産(愛知県にある化成品事業部の工場、製品在庫、製造技術、各種知的財産権など)及び米国にもつ子会社(PMPファーメンテーション社)の全株式となっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/031016fujisawa2.pdf |