2003年10月22日 |
三菱レイヨン、米USGと合弁でセメントボード事業本格展開 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友商事、三菱レイヨン |
三菱レイヨンは22日、住友商事とともに世界最大の石膏ボードメーカーである米国・ユナイテッドステーツ・ギプサム社(USG)と提携し、3社合弁でセメント系ボードを基材とした住宅用外・内装材「デラクリート」販売会社「MRCデラクリート株式会社」を11月1日付で設立すると発表した。 同社は、1993年から住商を通じて、USG社から「デラクリート」セメントボードシステムを輸入し、戸建て向け外壁材として市場開発してきたが、三菱地所ホームなど大手ハウスメーカーの採用が相次ぎ、実績が伸びてきたため、新会社を設立して本格的に事業展開することにした。3年後の売上高30億円を目指す。 新会社は社名「MRCデラクリート株式会社」で、資本金3000万円。出資比率は三菱レイヨン85%、USG10%、住友商事5%。社長には三菱レイヨン・デラクリート部の伊藤信夫部長が就任する。本社は東京都港区港南1-6-41の三菱レイヨン本社内に設置。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/031022mitsubishirayon.tif |