2003年10月27日 |
PPフィルムの9月の出荷、5ヶ月振りの前年超え |
OPP、CPPとも食品包装用が好調を取り戻す |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が集計したところによると、同連合会加盟のPPフィルムメーカーの9月の出荷数量は、OPPフィルム(延伸PPフィルム)が前年同月比106.0%の2万1,947t、CPP(無延伸PPフィルム)は同105.0%の1万2,300tとなった。 両品種が揃って前年同月を上回ったのは今年3月いらい6ヶ月振り。両品種のトータルは同105.7%の3万4,247tとなった。5ヶ月振りの前年超えである。 注目されるのは、両品種とも、食品包装用、繊維包装用、その他の三つの部門が全て前年同月超えとなっている点だ。 全分野が前年同月を上回ったのは今年に入ってからは2月とこの9月の2度だけ。この中では、食品包装用が久々に揃って前年同月を大きく上回っている点が特に目を引く。OPPは同107.7%の1万5,296t、CPPは同105.1%の1万425tで、いずれも3月いらいなかった高い伸び率となっている。 この結果、1月から9月までの累計は、OPPが前年同期比103.9%の18万7,463t、CPPが同101.6%の10万7,112tとなった。両品種の合計は同103.1%の29万4,575tである。主力の食品包装用は、OPPが同105.4%の12万9,460t、CPPが同101.6%の9万749tとなっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/031027oppcpp.tif |