2003年10月28日 |
経産省「次世代ロボットビジョン懇談会」来月4日発足 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:東芝、富士通、三菱重工業 |
ロボットの開発研究が活発化しているが、経産省では、将来のロボット技術や、ロボットと共存する社会のイメージを明確にしようと、北村俊昭製造産業局長の私的懇談会として「次世代ロボットビジョン懇談会」を立ち上げることにした。11月4日、第1回会合を開く。 少子高齢化や環境・エネルギー問題をかかえるわが国は、産業競争力を維持しつつ、活力ある社会をどう実現していくかが課題となっているが、その中でロボットの役割は将来欠かせないものになるというのが発足の趣旨。 メンバーは、三浦宏文工学院大学教授を委員長に14氏。東芝、三菱重工業、富士通、安川電機など各社の技術系担当役員をはじめ、東京大学、東京工業大学、早稲田大学などの教授陣、さらに有識者としてSF作家の瀬名秀明氏らが参加する。 検討事項として(1)将来的に実現が期待される人間とロボットが共存する社会(2)ロボット共存社会を実現するための技術的及び社会的課題、などがあがっている。 |