2003年11月10日
ナフサのスポット相場が再騰
先週の契約平均は290ドル超え
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 ナフサの国際スポット相場が再び騰勢をたどり始めた。日本の石油化学企業や商社によると先週の契約価格の平均は、プレミアム分を含めるとトン当たりC&F292〜293ドルとなった模様。前の週に比べると2ドル強、前々週に対比すると6ドル強の値上がりである。
 
 北西欧のユーザー契約価格も同様に2週連続の上昇となっている。ただし、CIFベースで日本向けに比べると4〜5ドル安い。いずれも原油のスポット相場のWTIと北海ブレンドものの続騰が影響していると見られる。