2003年11月14日 |
BASFジャパンも発表、上海のウレタン原料バイエルにも供給へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF、バイエル |
BASFジャパンは14日、BASF本社とハンツマン・ポリウレタン社(本社ベルギー)および、中国側パートナー企業(上海華諠集団公司、SINOPEC 上海高橋石化、上海クロールアルカリ)が、上海化学工業団地に建設を予定しているイソシアネート統合コンビナートの生産能力引き上げについて、中国当局の承認を取得したと発表した。 粗MDIの生産能力を年産16 万トンから24 万トン、TDIを同13 万トンから16 万トンに引き上げる。この承認を受けて年内に建設工事に着手する。 同時に、コンビナート内で生産した粗MDI とTDI を、バイエル社に供給することについても、バイエル側と交渉を進めており、契約の詳細は現在調整中。 同コンビナートへの総投資額は約10 億ドル。中国の銀行数行から一部資金調達を行い、 2006 年に操業開始の予定。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/031114basf.pdf |