2003年11月17日
三井化学、PDP光学フィルター欧州生産へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は欧州で需要が拡大しているプラズマテレビ市場向けに「PDP光学フィルター」を現地生産することを決めた。2004年7月の操業開始をめどに、ドイツ・シュツットガルトの協力会社の工場内に年産30万枚能力の設備を建設する。販売は三井化学100%子会社のMITUI CHEMICAL EUROPE Gmbh(吉田真人社長)が担当。
 
 欧州では、日本や現地のPDPセットメーカーによる生産が年率100%を超える成長をみせており、同社は現地生産によってこれらの需要増大に応えることにした。三井化学は世界最大手のPDP光学フィルターメーカーで、工場は、日・欧2拠点体制、生産能力は合せて年間150万枚となる。今後も能力を増やし、2007年には現在の2.5倍、400億円の売上げを目指す。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/031117mitsuikagaku.tif