2003年11月18日
デュポン、子会社インビスタをコーク・インダストリーズ社に売却
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デュポン

デュポンは子会社インビスタ(旧デュポン テキスタイル アンド インテリア)をコーク・インダストリーズ社(本社:米国カンザス州ウィチタ)の子会社に44億ドルで売却することで合意したと発表した。政府の認可を得て2004年前半に契約を締結する。

 インビスタは、デュポン社の100%子会社で、2002年の年間売上高が約63億ドル。世界86ヵ国に事業拠点を持つ世界最大の総合繊維・中間体企業で、米国デラウェア州ウィルミントンに本社を置き、アパレル、インテリア/インダストリアル、中間体の3部門で構成されている。

 デュポンは2002年2月、今後は市場・技術面での成長5分野(エレクトロニクス、機能材料、コーティング、安全・保護、農業・食品)に集中するとし、繊維部門については100%子会社のデュポン テキスタイル アンド インテリア(現インビスタ)を設立して2003年末までに同社から分離独立させると発表した。