2003年12月01日 |
エチレン換算の10月の輸出入量、輸出が前年の9%増 |
出超量も前年比11.9%増の高水準に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が1日に集計したところによると、エチレンならびにエチレン系製品の10月の輸出数量は、エチレン換算(以下同)の総輸出量が15品目合計で18万5,497t、総輸入量が13品目合計で4万3,076tとなった。差し引きの出超量は14万2,421tとなる。 これらを前年同月に比較すると、輸出は9.0%増、輸入は0.3%増、出超量は11.9%増ということになる。前月比は輸出が8.5%減、輸入が12.3%増、出超量が13.3%減となる。 主要製品の輸出の対前年同月比では、EGの79.3%増(9,589t)、エチレンの35.2%増(2万7,986t)、SMの28.4%増(2万5,587t)、VCMの14.5%増(2万7,772t)、HDPEの16.5%減(1万8,686t)、LDPEの10.1%減(2万1,015t)--などが目を引く。 輸入では、EGの2.46倍(8,002t)、LDPEの9.3%増(1万3,165t)、エチレンの44.7%減(8,172t)、EDCの11.8%減(7,084t)--などが目立つ。 こうした結果、1月から10月までの累計は、輸出が185万600t、輸入が36万4,500t、差し引きの出超量が148万6,100tとなった。前年同期に比較すると、輸出は2.4%増、輸入は11.2%増、出超量は0.4%増ということになる。 |