2003年12月03日
JRCC、きのう東京で「レスポンシブル・ケア報告会」
コミュニケーションを巡ってのパネル討論会も併催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:旭化成、住友化学、環境省

 日本レスポンシブル・ケア協議会は2日、東京・港区虎ノ門の発明会館ホールで「レスポンシブル・ケア報告書2003」の東京報告会を開催した。
 
 この日の報告会では、はじめに、井上正・同報告書ワーキンググループ主査(旭化成環境安全・品質保証総括室長)が同報告書の概要を発表、次いで、個別事例報告の一つとして、岡庭憲一郎・コニカミノルタビジネスエキスパート(株)取締役が「社会とのコミュニケーション」の演題で同社の活動の概要を紹介した。
 
 また、このあと「社会とのコミュニケーション」をテーマにパネル討論会も開かれた。討論会では、福島健彦・環境省環境安全課課長補佐、辰巳菊子・日本消費生活アドバイザー・コンサルト協会理事、永岡文庸・日経新聞論説委員、岡庭憲一郎・コニカミノルタビジネスエキスパート取締役、岡古・JRCC PRTR対応WG主査(住友化学工業環境安全部長)--の5氏が、全国消費者団体連絡会事務局の有田芳子氏の司会で社会に対するコミュニケーションの重要性と具体的な方法論について熱心に討論した。
 この日の会場には、化学企業の環境・安全部門の担当者を中心とした関係者多数が集まってほぼ満席の状態となり、極めて盛況であった。
 LRCCでは、同じ内容の「大阪報告会」を4日午後1時30分から大阪市西区土佐堀1-5-6の大阪YMCA会館で開催する。