2003年12月03日
新日石、ベトナム油田に「CDMプロジェクト」認定
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:新日本石油

 新日本石油は3日、ベトナム・ランドン油田で随伴ガスを回収して、現地発電所に供給し、発電用燃料として有効活用しているプロジェクトに対して、日本政府から石油業界で初の「クリーン開発メカニズム」(CDM)認定を受けたと発表した。
 
 ランドン油田は、1998年8月から原油の商業生産を開始。現在1日当り5万5,000バレルの原油を生産しているが、その際発生する随伴ガスを2001年から新たに建設したパイプラインを通してベトナム国内の発電所に供給し、火力発電の燃料として有効利用してきた。これにより少なくとも年間約68万トンのCO2が長期間にわたり削減可能となった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/031203shinnihonsekiyu.tif