2003年12月10日 |
ナフサのスポット相場、極東向け西欧向けとも再上昇 |
CIF/NWEも今週はついにトン300ドル台に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
原油のスポット相場に連動するかたちでナフサの国際スポット相場が各地で続伸している。 大手商社の情報によると、日本向けの先週の平均C&F価格はプレミアムべ分を加えるとトン当たりに308ドルとなった模様。先々週は前の週の平均に比べて約10ドル下がって306ドル強となったが、先週は再び小反発したもの。 一方の北西欧向けの価格は、プレミアム含みでCIFトン当たり293ドルになったと想定されている。先々週に比べて5ドル強のアップである。 今週に入っても、ともに騰勢が続いている様子。C&F/ジャパンはプレミアムを加えると315ドルに達しており、CIF/NWEも300ドルの大台に乗って305〜306ドルまで上昇している模様。C&F/ジャパンの現在の相場がそのまま続くと、為替が現在の水準で推移すると仮定した場合の来年1月から2月にかけての到着価格は1キロリットル当たり2万3,500円となる。国産ナフサ価格は2万5,000円となる計算だ。 |