2003年12月10日 |
タカラバイオ、ヒト型組換え2本鎖RNA分解酵素を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオ(加藤郁之進社長)は10日、同社バイオ研究所がRNA干渉作用をもつsiRNAと呼ばれる21〜23塩基の短い2本鎖RNAを切り出せる組換え酵素(ヒト由来siRNA生成酵素であるダイサーの2本鎖RNA分解酵素部分)の開発に世界で初めて成功したと発表した。 さらに、この2本鎖RNA分解酵素や市販のダイサーが2本鎖RNAを切断する際にコールドショックタンパク質(CspB)を添加すると、切断効率が数倍上昇し、siRNAの収量が向上することも発見した。詳細は、11日に開催される日本分子生物学会総会(神戸市)のセミナーで発表する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/031210takarabio.doc |