2003年12月18日 |
JSR、光学フィルム設備を完成、四日市工場に年産500万平方メートル |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:JSR、日本ゼオン |
JSRは三重県の四日市工場に建設していた耐熱透明樹脂「アートン」のフィルム設備を完成、18日完工式を行った。生産能力は年500万平方メートル。アートンフィルムは液晶テレビや高品位モニター用として使われている。 アートンはジシクロペンタジェンを原料に生産するが水分が少なく耐熱性、透明性も高いため光学フィルムとして需要が急速に伸びている。わが国では日本ゼオンとJSRの二社が生産しているのみで、すでに海外向けにもそれぞれ独自のルートを開発している。 |