2003年12月19日 |
PPフィルムの11月の出荷、3ヶ月振りに前年同月を下回る |
主力の食品包装用がOPPもCPPも不振 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が集計したところによると、同フィルムの11月における出荷数量はOPP(延伸PPフィルム)が2万2,486t、CPP(無延伸PPフィルム)が1万2,807tの合計3万5,293tとなった。 前年同月に比較すると、OPPは0.9減、CPPは4.5%減、合計は2.3%減となる。OPPは4ヶ月振りの、CPPは3ヶ月振りの、そして合計は3ヶ月振りの前年同月割れである。 11月の出荷が前年を下回ったのは、最大消費分野である食品包装用がOPPもCPPも前年割れに転じたため。OPPの食品包装用は1万5,724tで1.6%減、CPPの食品包装用は1万911tで3.7%減と不振であった。 もっとも、1月からの累計はOPPもCPPも前年同期を上回っている。1〜4月と9〜10月の好調が効いてのもの。OPPは23万4,075tで前年同期比3.7%増、CPPは13万3,605tで同1.2%増、合計は36万7,680tで同2.8%増となっている。うち食品包装用は、OPPが16万2,196tで同5.0%増、CPPが11万3,268tで同1.3%増といずれも着実な伸びを遂げている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/031218oppcpp.tif |