2003年12月19日 |
容リ法に基づく分別収集、プラ製容器包装が大幅増 |
環境省が今年度上期分の実績を集計 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は18日、容器包装ルサイクル法に基づく各種容器包装の今年度上期(4月から9月まで)の分別収集と再商品化の実績を明らかにした。 これは、全国地方自治体が家庭から分別収集し、さらに容器包装リサイクル協会に引き渡すなり他の専門再生事業者に渡すなりして再商品化を促した実績を集計したもの。 この中では、プラスチック製容器包装が分別収集量の面でも再商品化量の面でも前年同期に対する伸び率が対象4品目の中で最も高い比率となっている点が注目される。 各品目の同期の分別収集数量は、プラスチック製容器包装が前年同期比1.44倍の19万6,581t(うち白色トレイは1.31倍の2,265t)、PETボトルが同1.10倍の11万3,810t、紙製容器包装が同1.35倍の3万7,823t--などとなっている。 一方の再商品化数量は、プラスチック製容器包装が同1.49倍の18万7,942t(うち白色トレイは1,37倍の2,135t)、PETボトルが同1.09倍の10万8,267t、紙製容器包装が同1.36倍の3万4,602t--などで、PETボトルを除くとおおむね年度始めの予想に近い実績になっている。PETボトルの伸びが小さいのは、冷夏の影響で清涼飲料の売れ行きが予想を大きく下回ったためと見られている。 |