2003年12月26日 |
11月の石化品の輸入、C3やアロマ等が著しい伸び |
前年割れはメタノールやHDPE等一部だけ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省の11月の輸入通関速報によると、主要石油化学製品の11月の輸入通関数量は、多くの製品が前年同月を上回った。 プロピレンや芳香族の伸びの大きさが特に目を引く。エチレンやEDC、EG、PPホモポリマーも高い成長率だ。前年同月を下回ったのはメタノール、HDPE、PCなどごくわずかである。 1月から11月の累計も前年同期を上回っているものが多い。エチレン、プロピレン、トルエン、EGなどの伸び率の高さが目立つ。 主要化学製品の11月の輸入通関数量は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年比。右は1月からの累計。 ▽エチレン 5,249(149.2%) 87,444(171.4%) ▽プロピレン 3,056(360.0%) 23,956(169.5%) ▽ベンゼン 22,157(376.6%) 115,724(114.2%) ▽トルエン 11,561(1156.1%) 72,692(221.9%) ▽EDC 14,590(135.9%) 232,000( 85.2%) ▽メタノール 144,167( 83.9%) 1,771,693(101.5%) ▽EG 4,995(158.6%) 59,869(149.5%) ▽LDPE 14,245(108.2%) 142,385(108.8%) ▽HDPE 1,512( 77.7%) 23,574( 86.0%) ▽PP-H 3,253(184.0%) 25,458(100.5%) ▽PP-C 10,640(119.0%) 116,561(106.2%) ▽ABS 2,098(115.0%) 16,475( 99.4%) ▽PC 3,709( 80.5%) 57,415( 95.7%) ▽ポリアミド 4,202(100.2%) 52,519(100.7%) |