2004年01月05日 |
バイエルの再編完了、ケミカルAGなど4社に集約 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:バイエル |
中核事業への戦略的集中を図ってきた、ドイツ・バイエル社の再編が昨年12月30日に完了した。12月30日付けでポリカーボネートやポリウレタンを中心とするポリマー部門が子会社 Bayer MaterialScienceとなった。また、同時にサービス子会社のBayer Business ServiceとBayer Industry Serviceが設立された。これで持株会社のBayer AGの下に4事業子会社、3サービス子会社が設立されたこととなる。 新体制は以下の通り 【持株会社】 ◇Bayer AG 【ビジネス子会社】 ◇Bayer CropScience AG (2002/10/1設立) ◇Bayer HeatlthCare AG (2003/9/30設立) ◇Bayer Chemical AG (同上) ◇Bayer MaterialScience AG (2003/12/30設立) 【サービス子会社】 ◇Bayer Technology Service GmbH (2003/9/30設立) ◇Bayer Business Service GmbH (2003/12/30設立) ◇Bayer Industy Service GmbH & Co.OHG (同上) なお11月11日付けのバイエルジャパンの発表のとおり、バイエルは、中核事業への集中を図るため、2005年初頭を目途に上記のBayer MaterialScienceのうちの合成ゴム、ゴム薬品、スチレン系製品、繊維事業等をBayer Chemicalに移した上でNewCo社として独立させ上場する計画である。 |