2004年01月06日 |
エチレン換算輸出入バランス、昨年11月も大幅出超 |
前年同月比104.2%の14万3,700tに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が6日に集計したところによると、エチレン並びにエチレン系誘導品の昨年11月の輸出入バランスは引き続き総輸出量が総輸入量を大きく上回る大幅出超となった。 総輸出量は合計16品目のエチレン換算量(以下同)で17万5,000t、総輸入量は13品目合計で同3万1,300tで、差し引き14万3,700tの出超となっている。 前月の実績に比べると輸出量は5.6%減、輸入量は27.4%減、出超量は0.9%増となる。前年同月に対比すると、輸出量は5.6%増、輸入量は12.5%増、出超量は4.2%増--といずれも拡大している。 主要製品の輸出の対前年同月比では、エチレンの49.3%増(3万6,738t)、SMの37.0%増(2万8,543t)、EGの29.6%増(1万1,864t)、HDPEの15.8%増(1万9,222t)、PSの50.4%減(2,630t)、VCMの32.1%減(1万5,216t)--などが目を引く。 輸入の対前年同月比では、EGの58.6%増(3,297t)、エチレンの49.2%増(5,249t)、EDCの35.9%増(4,231t)、酢酸エチルの33.9%減(1,206t)、HDPEの22.3%減(1,573t)--などが目立つ。 こうした結果、昨年1月から11月までの累計は、総輸出量が202万5,600t(前年同期比102.6%)、総輸入量が39万5,800t(同111.3%)、出超量が162万9,800t(同100.7%)--となった。 |