2004年01月19日
プラス・テク、業績予想下方修正、子会社債権回収不能に
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:なし

 プラス・テク(桜井義夫社長)は19日、連結子会社の取引先に対する債権取立てが不能または遅延する恐れが生じたため、3月期業績予想を修正したと発表した。
 
 被害を受けたのは、連結子会社のプラス・テク資販株式会社(東京都中央区、福田孝幸社長)で、取引先である関西の電線・ケーブルメーカー、株式会社帝国電線製造所(大阪市中央区、松本正博社長)が今月15日付で民事再生手続を申請し、事実上倒産したため、同社に納入していた塩ビコンパウンドの売上代金2億7,000万円の回収が困難となった。
 
 このためプラス・テクの2004年3月期の連結業績予想は、売上高、経常利益は前回発表と変わらないものの、プラス・テク資販の債権取立て不能分を特別損失として計上するため、純利益が予想を下回る見込となった。

【3月期連結業績予想の修正値】単位:百万円(カッコ内は前回予想)
◇売上高   9,650(9,650)
◇経常利益  90(90)
◇当期純利益 △240(30)

【3月期単体業績予想の修正値】
◇売上高   8,050(8,050)
◇経常利益  100(100)
◇当期純利益 △110(50)