2004年01月22日 |
PPフィルムの昨年の総出荷量、前年を2.9%上回る |
OPPが3.8%増、CPPが1.3%増で史上初の40万tの大台超え |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が22日に集計したところによると、同フィルムの昨年12月の出荷数量は、OPP(延伸PPフィルム)が前年同月比105.0%の2万832t、CPP(無延伸PPフィルム)が同102.2%の1万2,112tとなった。合計は同104.0%の3万2,944tである。 この結果、昨年1年の総出荷数量は、OPPが前年比103.8%の25万4,907t、CPPが同101.3%の14万5,717tとなった。トータルは、同102.9%の40万624tである。40万tの大台超えはこれが初めて。 12月の出荷の中では、主力の食品包装用が高い伸びを遂げている点が注目される。OPPの食品包装用は5.5%、CPPの同品種は3.4%それぞれ前年同月を上回っている。 年計でも同様に食品包装用の順調な成長振りが目を引く。OPPの同品種の出荷数量は17万6,654tで前年を5.1%上回っており、CPPの同品種は12万3,558tで1.5%増、合計は30万212tで前年を3.6%上回っている。これには、スーパーやコンビニの間で顕在化している食品ならびに食品包装の多様化志向が少なからず作用していると見られている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0122oppcpp.tif |