2004年01月23日 |
PVCの昨年の総出荷量、前年比97.5%の215万,6000t |
VCMは281万4,500tで前年比97.7%に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)が23日に集計したところによると、塩ビ樹脂(PVC)の昨年12月の出荷数量は17万9,039tで、前年同月の実績を1.2%下回った。11月に続いての前年同月割れである。 うち国内向けは2.6%減となっている。長期低迷が続いている軟質用と電線その他用に加えて、硬質用も2ヶ月連続のマイナス成長となった。ただし、輸出は1.8%増で、3ヶ月連続の前年同月超えとなった。中国からの活発な引き合いに応じたことによる。 この結果、PVCの昨年の総出荷量は215万6,167tとなった。前年の実績を2.5%下回っている。うち国内向けは142万7,039tで同じく2.5%の縮小となっている。メーンの硬質用は3.1%増となったが、軟質用と電線その他用の減少をカバーするまでにはいたらなかった。 輸出は、第3.四半期の不調が響いて2.3%減の72万9,128tとなっている。 一方、塩ビモノマー(VCM)の昨年12月の出荷量は前年同月比4.2%減の24万7,388tとなり、その結果昨年の総出荷量は前年比2.3%減の281万4,464tとなった。うち、国内向けは4.4%減の219万9,175t、輸出は6.0%増の61万5,289tとなっている。 ニュースリリース参照 ●http://www.chem-t.com/fax/images/0123vec.xls ●http://www.chem-t.com/fax/images/0123vecm.xls |