2004年01月23日 |
旭化成ケミカルズの水島・川崎事業所、保安認定取消し |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
経産省は23日、高圧ガス保安法(第39条)に基づき、旭化成ケミカルズの水島製造所(B地区及びC地区)ならびに川崎製造所に対して、認定完成検査及び認定保安検査実施者の認定取消し処分を行ったと発表した。これらの事業所は、今後2年間は認定を受けられないことになる。 【水島製造所B地区】 ◇平成12年度から14年度にかけて、シクロヘキサノール(散水設備作動試験)、SBラテックス(反応器用オイルブリケーターの肉厚測定)、アンモニア(原料ガス圧縮機インタークーラー1台の肉厚)、エチレン製造設備(アセチレン塔1台の耐圧試験)の各設備で必要な保安検査の一部を実施せず、虚偽の検査記録を県知事に届け出ていた。 【水島製造所C地区】 ◇C4分離製造施設について、攪拌機軸シール用塔1台の肉厚測定(12〜14年度)と耐圧試験・開放検査(13年度)を実施せず、虚偽の届け出を行った。 【川崎製造所】 ◇合成ゴム製造施設のうち、ローディングアーム2台の耐圧試験及び肉厚測定、一部配管の気密試験等を実施せず、虚偽の届け出を行った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0123keisansyo2.tif |