2004年01月28日 |
旭化成、台湾のポリカーボ子会社株一部を奇美実業に譲渡 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
旭化成は28日、旭化成ケミカルズ(藤原健嗣社長)と奇美実業(本社:台湾台南縣、許文龍菫事長)が、両社のポリカーボネート(PC)事業合弁会社である、旭美化成(本社:台湾台南縣、許春華菫事長)の、旭化成ケミカルズ保有株式の一部を、今年3月末までに奇美実業に譲渡すると発表した。 旭化成ケミカルズは、2002年6月、旭美化成でPC樹脂の生産を開始、昨年11月には初めての定期修理を実施し、同樹脂に関する製品技術および工場運転技術の実証を完了するなど、所期の目的を達成した。 しかし、旭美化成の今後の最適体制を両社で検討した結果、旭化成ケミカルズ保有株式の一部を奇美実業に譲渡し、出資比率を、奇美実業90%、旭化成ケミカルズ10%(現行奇美実業51%、旭化成ケミカルズ49%)とすることにした。 旭美化成は、旭化成技術によるPCの世界最初の工場(年産50,000トン能力)で、2002年6月の商業運転開始以来、ノンストップで操業してきた。昨年11月の定修時には65,000トンに生産能力を増強し、現在フル稼働を行っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0128asahikasei.doc |