2004年01月29日 |
カーボンブラック協会、04年の需要を0.8%増と予想 |
主力のタイヤの需要が伸び悩むと判断 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:カーボンブラック協会 |
カーボンブラック協会は28日、カーボンブラックの04年の需要見通しを明らかにした。それによると04年の総需要量は88万2,090tで、03年の実績見込み量に対しては0.8%の伸びにとどまるとの慎重な予想になっている。この数年ではめずらしい低成長に終わるとの判断である。 これは、需要の圧倒的多数を占める自動車タイヤの需要について日本自動車タイヤ協会が輸出を含めた04年の総需要量を0.7%増にとどまるとの予想をまとめている点を重視してのもの。 総需要のうちの内需合計は0.3%増の84万9,090t、また輸出は15.6%増の3万3,000tと予想している。 同協会がまとめたカーボンブラックの04年の需要見通しの詳細は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年の実績見込み比。 ▽タイヤ 640,000(100.8%) ▽一般ゴム 163,000( 98.2%) ▽ゴム用計 803,000(100.3%) ▽非ゴム 46,090(100.0%) ▽内需計 849,090(100.3%) ▽輸出 33,000(115.6%) [うちゴム用] 19,000(130.6%) ▽総需要 882,090(100.8%) [うちゴム用] 822,000(100.8%) [輸入] ▽ゴム用 92,000( 99.6%) ▽非ゴム用 11,500(100.0%) ▽合計 103,500( 99.6%) |