2004年01月29日 |
ポリオレフィンフィルムの出荷、昨年1〜11月計は前年の0.1%減 |
LDPE製品の0.8%増をHDPE製品の1.0%減が帳消しに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合 |
日本ポリオレフィンフィルム工業組合の集計によると、同工業組合加盟の同フィルムメーカーの昨年11月における総出荷数量(輸入も含む)は8万1,299tとなった。前年同月の実績を1.0%下回っている。3ヶ月振りの前年同月割れである。 全体がわずかながらマイナス成長となったのは、主力のLDPEフィルムが1.8%減の5万1,380tにとどまったため。同フィルムは2ヶ月連続の前年割れとなった。HDPEフィルムは逆に1.0%増の2万7,383tとなった。3ヶ月連続の前年同月超えである。 輸入品の増加が注目されているレジ袋も0.5%増の1万3,777tで、2ヶ月連続で前年同月を上回っている。一方IPPは5.5%減の2,536tとなっている。10月は03年に入って初めての前年超えとなったが、わずか1ヶ月で再びマイナス成長に転じた。 こうした結果、昨年1月から11月までのポリオレフィンフィルム全体の出荷の累計は83万6,311tとなった。前年同期を0.1%下回っている。LDPEフィルムは53万512tで0.8%増えたが、HDPEフィルムが1〜3月期の不振の影響で1.0%減の27万9,162tになったのと、IPPが7.3%減の2万6,637tと低調であったためトータルでは微減となった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/04128005.tif |