2004年01月29日 |
新日本石油、灯油を燃料に「高分子形燃料電池」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:新日本石油 |
新日本石油は29日、灯油を燃料とする10キロワット級の業務用固体高分子形燃料電池の実証機を開発したと発表した。三菱重工と共同研究してきた。2月中に新エネルギー財団の「平成15年度定置用燃料電池実証研究」に提供し、商業店舗でのフィールド実証試験を開始する。 灯油はエネルギー密度が高く、安価に入手できる。今回開発した燃料電池は、高いエネルギー効率、低環境負荷のほか、ランニングコストなど経済性にも優れている。発電効率は31%で、目標としてきた発電効率36%の達成にめどをつけたとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/04129005.tif |