2004年02月02日
合成樹脂の特恵輸入低調、12月末消化率43.6%
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:財務省

 財務省は27日、昨年12月の特恵関税シーリング枠消化状況を発表した。合成樹脂類(項名13)の輸入額(4月からの累計)は78億3,000万円で、前月から6億2,000円の増加にとどまった。シーリング枠消化率は43.6%。前年同月(48.0%)に比べて低調だが、市場活発な中国向けに流れているためとみられる。
 
 国別で最も輸入が多いのはタイからの32億0,560万円で、一国当たり限度額の35億8,600万円に対する消化率は89.3%となっている。

【国別内訳(12月)】単位:1000円(カッコ内は11月末)
◇タイ      3,205,654(3,014,636)
◇サウジアラビア 2,372,192(2,202,166)
◇マレーシア   1,266,176(1,148,475)
◇中国      534,860(470,753)
◇フィリピン   143,061(123,750)
◇インド     295,767(242,306)
◇ブラジル    12,600(9,450)
◇合計      7,830,310(7,211,536)