2004年02月03日
アジアのオレフィン相場がさらに上昇
エチレンは東南アジアでも790ドルに
【カテゴリー】:市況
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 エチレンセンター筋によると、アジア地域におけるオレフィンのスポット相場は今週に入っても各地で続騰している。
 特に東南アジア地域におけるエチレンの高騰が目立つ。2週間前までは極東との間にトン当たり20ドル前後の格差があったが、この2週間で20〜30ドル上がって直近のCFR価格の平均は極東と同一レベルの同760〜790ドルとなっている。極東の上昇幅は10〜20ドルで、さすがに最近は伸びが鈍化している。
 
 一方のプロピレンは、極東の平均が同20〜30ドル上がって690〜710ドル、東南アジアが同60〜70ドルアップして740〜760ドルとなっている。この場合も東南アジアの相場の上昇率の大きさが目を引く。