2004年02月05日
出光石化、ポリカーボネート、SPSなどエンプラも値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:なし

出光石油化学は5日、ナフサなど原料価格の高騰に伴い、エンプラ樹脂のポリカボネート(商品名:タフロン)の販売価格を今月21日出荷分からキログラム当り25円、またSPS(同:ザレック)価格を同じく20円値上げすると発表した。

 値上げの理由として、昨年の第3四半期以降、原料の国産ナフサ価格は1キロリットル当たりほぼ24,000円前後で安定していたが、昨年12月から急速に高騰し、今年第1四半期には同28,000円を上回るレベルまで上昇すると予想されること、また、ポリカーボネートの主原料ビスフェノールAおよびSPSの主原料であるスチレンモノマーについても、需給バランスがタイトな上、原料価格の高騰により今後価格の上昇が予想されること、などをあげている。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0205idemitsuse.doc