2004年02月06日 |
武田薬品、英オックスフォード大に新研究棟、糖尿病など共同研究へ |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は6日、オックスフォード糖尿病センター(OCDEM、英国オックスフォード)に新しい研究施設「Takeda Wing」が完成し、英国時間の2月5日開所したと発表した。2002年6月に開始した同社とOCDEMの5年間のパートナーシップに基づき、同社の寄付により建設した。 OCDEMは、オックスフォード大学とNational Health Service(NHS)および同社を含むパートナー企業3社が連携する、糖尿病、内分泌・代謝疾患に関する基礎および臨床研究、臨床治療、教育機能を兼ね備えた世界的な研究センター。1999年の設立以来、各専門機能のシナジーと統合的研究による疾病の解明や治療法の探索を追求しており、Takeda Wingの稼動によりOCDEMが目指してきた全ての施設と機能が完成した。 開所式には、武田薬品、武田欧州研究開発センター、オックスフォード大学、NHSの関係者が出席し、Takeda Wingの開所を祝った。また今後、共同研究や研究者の派遣など学際的な連携関係を構築することを確認した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0206takeda.pdf |