2004年02月10日
PSPの1月の出荷、前年の97.6%に
03/02〜04/01の合計も99.2%どまり
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会

 発泡スチレンシート工業会が9日に集計したところによると、同シート(PSP)の1月の出荷数量は8,420tとなった。前年同月の実績を2.4%下回っている。
 PSPの前年同月割れはこれで8ヶ月連続となった。1月の不振は、ラミネート丼用が1.2%増と3ヶ月振りの前年同月超えとなったものの、メーンのロールトレー(トレー用原反)が1.7%減となって5ヶ月連続の前年同月割れを記録したことによるもの。
 
 この結果、昨年2月から今年1月までの12ヶ月の総出荷数量は11万9,890tとなった。前年同期比は0.8%減なので、ほぼ横並びと言える。主力のロールトレーは1.9%増であり、またラミネート丼用も2.3%増とともに堅実な伸びを遂げたが、ロール一般(一般原反)が5.8%減、またラミネート一般が8.9%減とそれぞれ大幅に縮小したのが響いている。
 
 PSPの今年1月の出荷数量(左)と03/2〜04/1の累積(右)は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年比。
 ▽ロールトレー 3,430( 98.3%) 52,180(101.9%)
 ▽ロール一般 1,730( 97.7%) 23,910( 94.2%)
  小計 5,160( 98.1%) 76,090( 99.3%)
 ▽ラミ丼 2,500(101.2%) 31,680(102.3%)
 ▽ラミ一般 760( 84.4%) 12,120( 91.1%)
  小計 3,260( 96.7%) 43,800( 98.9%)
  合計 8,420( 97.6%) 119,890( 99.2%)