2004年02月13日
日本自動車会館の完成で3月5日に「豊かなモビリティを探る」シンポ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:トヨタ自動車、日産自動車、環境省

 わが国自動車産業の発展ぶりはすさましい。同産業は東京都品川区御成門に「日本自動車会館」(17階建て)を建設、3月からオープンすることになった。自動車といえばプラスチック、ゴムなどを大量に使う製品であり、化学品がその支えになっているわけだが、それにしても自動車工業会、自販連、JAFなど自動車産業団体の大半が入居するという盛り上がりぶりである。
 
 これを機会に日本自動車会館記念シンポジウムが3月5日13:15〜17:30、東京・大手町の経団連会館で開かれる。入場無料、先着500人まで。日刊自動車新聞社の主催で経産省、国土交通省、警察庁、総務省、環境省などが後援。トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車が特別協賛している。問い合わせは、日刊工業サービスTEL/03-3262-8801まで。
 
 シンポジウムのテーマは「持続可能な自動車産業・社会をめざして」。東大藤本隆宏教授が「21世紀に自動車モノづくり産業の方向」で基調講演。福井威夫・本田技研工業社長、森川高行・名古屋大・大学院教授、中川聰・トライポット・デザイン代表、白石真澄・東洋大経済学部教授がパネラーとして「豊かなモビリティ形成のために」と題しシンポジウムを行う。
 
 また、日産自動車環境・安全技術部・和田政信担当部長が「持続可能なモビリティ2030」WBCSD を報告する。開会挨拶は豊田章一郎・日本自動車会議所会長。