2004年02月16日 |
旭化成ケミカルズ、MMA、エラストマー、ABS樹脂など値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは16日、ナフサなど原料価格の高騰により採算悪化が深刻になったとして、MMAモノマー、熱可塑性エラストマー、ABS及びAS樹脂の販売価格改定を決めたと発表した。MMAモノマーは2月23日出荷分からキログラム当たり25円、熱可塑性エラストマーやSBR、BRなど合成ゴムは3月1日出荷分から15円、ABS、AS樹脂は3月1日出荷分から20円それぞれ値上げする。 ●MMAモノマーの価格改定 1.対象製品 MMAモノマー 2.価格改定内容 MMAモノマー:現行価格の25円/kgアップ 3.価格改定時期 平成16年2月23日出荷分より 4.価格改定の理由 ナフサおよび主原料価格の急騰により、製造コストの低減努力にもかかわらず、製品の価格が、採算性が極めて厳しい状況にあるため。 ●熱可塑性エラストマー、合成ゴム等の価格改定 1. 対象製品 ・熱可塑性エラストマー(SBS、SEBS) ・スチレン系特殊透明樹脂 ・合成ゴム(BR) ・合成ゴム(SBR) 2. 価格改定内容 上記各製品ともに、現行価格の15円/kgアップ 3. 価格改定時期 平成16年3月1日出荷分より 4. 価格改定の理由 原油およびナフサ価格の高騰により、製造コスト低減努力にもかか わらず、各製品の価格が、採算的に極めて厳しい状況になったため。 ●ABSおよびAS樹脂の価格改定について 1. 対象製品 旭化成ケミカルズ「スタイラック」ABSおよびAS樹脂の全品種 2. 価格改定内容 現行価格の20円/Kgアップ 3. 価格改定時期 平成16年3月1日出荷分より 4. 価格改定の理由 ナフサおよび主原料価格の急騰により、製造コストの低減努力にもかかわらず、両製品の価格が、採算性が極めて厳しい状況にあるため。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1817 |