2004年02月17日 |
BASF、世界初、粉塵発生を抑制する「トリフェニルホスフィン」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASF(本社:ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は17日、世界で初めて、加工の際の粉塵発生を最小限に抑制する新形状のトリフェニルホスフィン(TPP)を開発、本格的な販売を開始すると発表した。新しい生産プロセスを採用した新設の専用工場で製造するという。 専用工場では、さまざまな製品仕様への対応が可能なほか、顧客からの急な注文に迅速に対応することができる。従来のTPP はすべてフレーク状であるため、運搬するコンテナ内でフレーク同士が付着しやすいという問題があった。今回同社 が新しく発売した粒状のTPP は、そのような問題を解決し、コンテナからスムーズに搬出できるようにした。この結果、粉塵の発生が大幅に削減され、TPP の取り扱いを簡単でクリーンに行うことができるようなった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0217basf.pdf |