2004年02月19日 |
三菱ガス化学、米国にMXナイロン年産1万トン工場建設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は19日、米国法人の「MGCアドヴァンスト ポリマーズ社」(MAP)が同国ヴァージニア州リッチモンド市郊外にMXナイロン第1期年産1万トン工場の建設に着手したと発表した。所要資金は約20億円。MAPは現地に6万3,000平方メートルの用地を取得しており、昨年11月に重合設備の建設を開始した。生産開始は2005年初の予定。 三菱ガス化学は現在新潟工場に年産1万4,500トンのMXナイロン設備をもっており、供給にはまだ余力があるが、需要はこのところ高い伸びを見せている。このため世界最大のマーケットである米国で現地生産し販売を加速させることにした。 MXナイロンは、米国では主に車部品や食品包装向け分野で使用されているが、食品包装材料としては熱安定性やガスバリア性などの特徴が評価されており、今後も需要に大きな伸びが見込まれるとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0219gaskagaku.tif |