2004年02月27日
合成樹脂の特恵輸入、1月末消化率48%と低調続く
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:財務省

 財務省は27日、1月末現在の特恵関税シーリング枠消化状況を発表した。合成樹脂類(項名13)の輸入額(2003年4月からの累計)は86億5,700万円で、前月から8億2,600円の増加となった。シーリング枠消化率は48.3%。前年同月の54.1%に比べてまだ低い水準にある。需要の活発な中国市場向けに流れているためとみられる。
 
 国別では、タイからの累計額が35億7,000万円と、一国当たり限度額の35億8,600万円にほぼ到達した。

【13項・国別内訳(1月)】単位:1000円(カッコ内は昨年12月末現在)
◇タイ      3,570,003(3,205,654)
◇サウジアラビア 2,610,680(2,372,192)
◇マレーシア   1,371,378(1,266,176)
◇中国      616,547(534,860)
◇フィリピン   163,976(143,061)
◇インド     311,695(295,767)
◇ブラジル    12,600(12,600)
◇合計      8,656,879(7,830,310)