2004年03月03日
三菱ガス化学、子会社株式の一部を譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

 三菱ガス化学は3日、100%子会社であるエイ・ジイ・インタナショナルケミカル(AGIC=本社:東京都港区、川添能夫社長)の発行済株式の8.4%にあたる71,400株を、ニチメンと日商岩井両社の化学品販売統合会社、エヌ・エヌ・ケミカル社(NNCC=本社:東京都港区。國吉英五郎社長)に約5億円で譲渡したと発表した。

 AGICは、PET樹脂の改質材や粉体塗料となるイソフタル酸の世界第2位のメーカーで、現在、年産12万トンの生産能力をもっているが、イソフタル酸の需要は好調で、今後もアジア市場を中心に、年率10%強の高い成長が見込まれている。

 NNCCは、AGICのアジア地域におけるイソフタル酸販売店の一つで、今後出資の一部を受け入れることによって、これまで以上に同社の販売網を活用することにした。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0303gaskagaku.tif