2004年03月08日 |
エチレンセンターの平均稼働率、3ヶ月連続で100%台 |
2月も100.0%、過去3年で6度目の月次フル稼働 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンターの2月の平均稼働率は100.0 %となった。11社合計の同月の総生産能力が64万tであるのに対して、総生産実績が64万100tとなったことによる。 1月に対比すると0.3ポイント低い。しかし前年同月に比べると2.4ポイント高い。 これでエチレンセンター11社の月次平均稼動率は、昨年12月の100.2%と今年1月の100.3%に続いて3ヶ月連続で100%台を記録することになった。3ヶ月連続の100%台はこの数年では初めてのこと。月次100%台は、01年2月の102.0%、02年5月の100.8%、同6月の100.2%を合わせて今回が6度目。 オレフィンから主要誘導品にいたるまでのあらゆる石化製品の内外の需要の拡大と海外市況の改善の進展が連続フル稼働の強力な促進材料になっていると見られる。ただし需要の中には、値上げを控えての前倒し需要も少なからず含まれているとの見方を取る向きが流通業界筋には多い。 |