2004年03月09日 |
昭和エンジ、 排水処理設備のアジア展開でシンガポール・ダルコ社と提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は9日、連結子会社の昭和エンジニアリング(東京都港区、三谷 進社長=SEC)が、シンガポールのダルコ・ウォーター・テクノロジー社(Darco Water Technologies Limited )と業務提携し、SEC技術による排水処理設備「ユノックス・システム」をアジア地区で共同販売していくことで合意したと発表した。 SECは、1970年から活性汚泥法排水処理設備の曝気ガスに、高濃度酸素ガスを用いる「ユノックス・システム」を展開し、日本国内で120件以上の実績を有している。ダルコ社は1999年の設立以降、得意とする膜分離およびイオン交換技術を活用し、シンガポール、マレーシアなど東南アジアで100件以上の水処理ビジネスを広範に展開中だ。 今回の提携によってSECは、ダルコ社に対して「ユノックス・システム」に関する必要な技術供与、指導を行ないながら、共同で東南アジア諸国、台湾および中国市場で同システムの販売、設計・製作、建設および維持管理を行う。今後2010年までに15件以上の水処理関連プロジェクト受注を目指す。 【ダルコ・ウォーター・テクノロジー社の概要】 ◇所在地 :41 Loyang Drive Singapore 508952 ◇代表者 : Thye Kim Meng(CEO) ◇設立 : 1999年10月 ◇資本金 :7,448KS$(シンガポールドル) ◇株式 :シンガポール取引所SESDAQ上場 ◇売上高 :34,123KS$(2003年連結ベース、シンガポールドル) ◇事業内容:水処理設備の設計・製作、建設および維持管理 ◇従業員数:228人 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1915 |